宇治駿河屋の菓子づくりのこころ
(美味しさで勝負しなくて何がお菓子屋か!)
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私ども宇治駿河屋は、商いをさせていただく上で一番大切な物は、お客様が求めている御菓子を一生懸命造ることだと考えております。またお客様の御菓子への要望の幅は非常に広く、すべての人においしいと満足していただくことは不可能だとも思っています。
 大切なことは御菓子づくりを家業とする宇治駿河屋の心構えであって、自信のないもので商いを続けることは迎合だと考えています。味へのこだわりを頑として守り続けてこそ、今日まで宇治駿河屋を利用していただいたお客様の支持を得られるものと考えております。

・・・座右の銘・・・
  「先も立ち我も立つ」  私利私欲に走るは獣より劣る。 石門心学の祖・石田梅岳「都鄙(とひ)問答」から



・・・余談ばなし・・・
屋号・駿河屋の由来 ・・・・・駿河屋さんは静岡県(駿河)の出身ですか・・・・・・・・・いいえ、京都です、
日頃、皆様方に大変ご愛顧いただいております駿河屋は、室町時代に京都伏見に「鶴屋」として饅頭屋を開いたことに始まります。この鶴屋が「駿河屋」に改名いたしましたのは、こんな理由があったのです。
 1689年、徳川紀州藩に御菓子御用達司の折に、五代将軍綱吉公のご息女・鶴姫(つるひめ)が紀州家にお嫁入りになりました。
そこで「鶴」の屋号を使用していたのでは恐れ多いので、鶴屋の名前を返上申し上げたところ、代わりに徳川家ゆかりの「駿河」の号をいただいたという訳です。(徳川家:三河の大名、現在の静岡県周辺)
宇治駿河屋は明治後期に伏見駿河屋の宇治店として分かれ、この地に誕生し今日に至っております。

宇治駿河屋店主 関 満
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