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京都らしい昔ながらの面影が残る宇治の町。ここに頑固
一徹の和菓子屋さんがありました。明治43年の創業。
三代目になる関満さんは「新しいこと」に挑み続けることが
のれんを守ることだとおっしゃいます。・・宇治の抹茶を
餅にまぶした、この和菓子も関さん、考案の逸品。
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関さんはインターネットでの販売も始めていました。
しかしそこには商いとは無縁とも思える
和菓子作りの相談コーナー。
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例えば余った最中に関する相談。関さんはそれを
お汁粉にする調理の方法を事細かく答えていました。
しかも洋菓子に関する相談は自分で作ってみた後で
返事を書くという念の入れよう。
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「ほんまに好きなお客さんからの質問に対してはほんまに
一生懸命答えてあげることによっておいしいお菓子を
作っていただくと・・ それで喜んでいただくと・・。」
相手の顔が見えないインターネットだからこそ手を抜けない。
頑固とはこういうことなのかも知れません。
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