大福餅生地

餅粉または白玉粉・・・１００ｇ

水・・・・・・・・・・・・・・・・９０〜１００ｇ（うぐいす餅・栗餅の場合、５０ｇ追加）

砂糖・・・・・・・・・・・・・・１００ｇ（うぐいす餅・栗餅等の場合、1００ｇ追加）

水飴・・・・・・・・・・・・・・１０ｇ（大福餅の場合、無くてもいいです）

水は餅粉（白玉粉）の品質・乾燥具合によって加減します。

餅粉も白玉粉も原料は餅米ですので、同じものと思って下さい。

ボール・木勺・ヘラ・手袋（熱くなったボールで火傷をしないため）・水切り用のザル（玉杓子でもいいよ）

● 作り方
(1)　
餅粉をボールにいれ、水９０グラムを入れる。

(2)　
硬くてまとまらないようだと、水１０グラムを追加してダマの無いようにしっかり混ぜる。
塩味のお好きな方はここでちょっぴり加えてね・・・

(3)　
堅さは耳たぶ位、あるいはパン生地くらいの堅さにする。

(4)　
五等分に分ける。大きさを等しくね・・・ゆでるときにムラが出来ないようにするため。一個ずつ計る必要も無いけどね・・・・

（５）
上の生地を１〜２センチ厚くらいに平らにして、たっぷり目の沸騰している湯に順次入れていく。火傷をしないように丁寧にね・・・

（６）
数分で浮き上がってくるが、直ぐには出さないこと、中がまだ出来上がってないかも・・・
出来たかどうかを良く確認することが大切

（７）
ヘラで割ってみて中まで出来ていますか？、中まで透明感があれば良い。白っぽいものが有ればまだまだですよ・・・透明感と云っても葛やガラスの様に透き通りません。

（８）
中まで十分蒸れれば、熱湯から直ぐに出します。
（煮すぎると溶けて無くなるよ・・・）
冷えない内に次の作業に移ること。

（９）
茹で上がっただんごをひとまとめにして、十分に練って生地を均一にしておくこと。この後定量の砂糖を入れますが、決して一度に全量入れては駄目ですよ。

（１０）
砂糖の５分の１を加えて、しっかり混ざるまで練り上げること。
もし餅だんごが生状態だと分離して失敗するかも、混れば弱火に掛けて煉っていきます。

（１１）
生地の温度を５０〜６０度に保ち、焦がさないように・・先に入れた砂糖が生地と良く混ざれば、また５分の１ずつ加えていく、この行程を繰り返す。

（１２）
作業途中、縁に付いた生地をこまめに落とす。
水でぬらしたヘラで丁寧に落としながら作業をすすめること。

（１３）
写真は砂糖１００ｇを使用し完成した時の状態。
やや硬い目で大福餅に適している。

うぐいす餅・栗餅・羽二重餅に使用するには、さらに砂糖１００ｇと水５０ｇを加え、同じように煉っていく。ここからは空気を抱き込ましながら、しっかりと練り上げていく。

（１４）
写真は（１３）に砂糖＋水を追加し完成した状態。うぐいす餅・羽二重餅などに使用するには、水飴を最後に加えるが、加えた分生地は柔らかくなるので、生地が硬そうだと入れる。でも、柔らかい場合には止めるべきです。
（水飴は乾燥を防ぐ効果があります）